赤い大地への憧れを語る稲葉さんの発言まとめ 92年~2006年まで

稲葉さんがアメリカの大地への憧れについて語ったことをまとめてあります。
92年から2006年までの稲葉さんの発言その他です。

会報やツアーパンフやテレビ番組、雑誌のインタビューなどをかき集めて2006年に作成しました。
見逃しているものもあると思います。

当時私的な日記に書きとめておいたものを引っ張り出したので、ちょいちょい入れてある自分の感想がアホ丸出しですが…。

2006年でもう11年も前になるのが信じられませんが、作業したときめちゃくちゃ時間がかかったことだけは覚えています……。
自分のためのデータとして残してあったものなので、変なコメント入りのただのデータですが、稲葉さんの赤い大地への憧れに興味のある方や、稲葉さんに憧れてアリゾナのあたりに行く方は、のぞいてみてください。

…………
赤い大地への憧れを語る稲葉さんの発言まとめ 92年~2006年まで

稲葉さんのアメリカの大地への憧れはいつから始まったのかなと思ったのがきっかけ。

作品としては「Mr.Rolling Thunder」(92年)が最初。
92年に稲葉さんが初めてアルバカーキに一人旅に行ったという記事がある。


○91年12月~92年4月30日 「IN THE LIFE」ツアー

○92年5月(?)会報(?)号
26歳の5月(?)、アルバカーキに一人旅。
初のモニュメントバレーに感激する。
サンタフェに訪れ、気に入った模様。


26歳のとき一人旅したのか。この時の体験と感激が、今日まで稲葉さんに大きく影響していくんだな。

○92年7月~ 「TIME」ツアー

○92年9月 会報?号
「好きな花・植物は?」の問いに「サボテン」
「今、一番してみたい事は」の問いに「ひとりで遠くに行きたい」


○92年10月 「RUN」リリース
初の赤い大地シリーズ「Mr.Rolling Tunder」

○93年1月~6月 「RUN」ツアー
3月 会報17号
92年末のオフ(11月から12月中旬)の話。以下引用。

―松本さんがハワイにいる間稲葉さんは?
I「OFFです、私。(笑)」
―どこに行かれたんですか?
I「ラスベガス、デス・バレー」
―ラスベガスでギャンブルしたんですか?“THE GAMBLER”ですね?(笑)
I「うん、GAMBLER(笑)、軽くね・・・負けまして・・・。」
―地球を買い戻すくらいにはなりませんでしたか?
I「お話になりませんでした。(笑)」
―デス・バレーの方では何を?
I「ドライブしてました。」
―やっぱり“赤い大地”ですか?
I「“赤い大地”っていうのとはちょっと違いましたね、砂漠ですから。ムチャクチャでかい国立公園があるんですよ、デス・バレー国立公園。」
―鶴田マネージャーとは別行動だったんですか?
I「ええ。彼も“ヨシュア・トゥリー”に行ったみたいですけど、僕は会わなかった。」

ギャンブル話、笑える。
ヨシュア・トゥリーは、ネバダ砂漠にある。


○94年2月~9月 9thツアー
アメリカへの憧れが反映されたパフォーマンス等。

ツアー開始と同時に「Don't leave me」リリース。
ドライレイクを背景にした、もろにアメリカの乾いた大地のジャケット。
誰がジャケットのデザインをしたかは知らないが、作品として表れたものを素直に受け止めれば、この作品からは楽曲も含め、全体的に二人のアメリカへの憧れがうかがえる。

○94年3月2日 「7th」リリース

「Queen Of Madrid」、「赤い河」、「Wild Road」
赤い大地シリーズてんこ盛りアルバムとなる。
歌詞にはどん底の精神状態。
そして、赤い大地に訪れ、回復していく主人公が描かれる。
「Wild Rord」の歌詞カードの写真は、モニュメントバレーを過ぎて、ユタ州にさしかかるあたりの写真だと思われる。

○94年3月 会報21号にて
「Queen Of Madrid」について一言
「New Mexicoが好きなんです。」

「赤い河」について一言
「コロラドリバーバンザイ」

稲葉さんがコロラドリバーで飛び降りなくて良かった。赤い河は偉大。


○94年6月 会報22号にて
「自分を植物にたとえてください」という問いに「サボテン」
92年にも好きな植物サボテンって答えてるけど、相変わらず好きなのね。

○94年9月 会報23号
ツアー半ばのオフ、海外旅行の話。以下引用。

I「僕はもう、アメリカ!」
―横断してきたんですか?
I「(笑)してないよ!イメージだけがどんどんふくらんで、
僕凄い冒険してる人だと思われるんだよ。
そんな事ないですよ、実際。
フツーにドライブしてきました。
今回はサウスダコタっていう所に初めて行ってきました。
L.A.、ラスベガス、サンタフェに行って・・サンタフェにいつも情報交換するCAFEがあるんですよ
。」
M「何の情報交換するの?そこで。」
「いや、だから・・・あの人とこの人が来ましたっていう話(笑)日本人がいて・・・。」
M「あ、日本人がいるんだ」

以下省略。
「僕はもう、アメリカ!」という発言。
そして「いつも」発言。
ニューメキシコ州のサンタフェは、相当気に入った模様。
何度行ってるんだろう?

○94年12月24日まで9thツアー

○95年7月~8月 バズツアー

○95年11月 「LOOSE」リリース

会報28号にて 「砂の花びら」についてインタビュー。以下引用。

―10曲目の「砂の花びら」ですが。
M「好きよ」
―松本さんの頭の中での曲のイメージは何かあったのですか?
M「何系って言ったっけ?」
I「乾き系」
M「乾き系」
―乾き系ですか?荒野の砂漠のような。
I「そう、そのまんまですね、私は。」
M「ああいう感じ好きなんだよな、憧れちゃうんだよね。」
I「あの曲調でスライド・ギターとか入っちゃうとそういう風な・・・。でも他にないタイプの曲だよね。」
M「『Queen Of Madrid』とか、ああいう砂埃の感じ。」
I「アリゾナ系」

やっぱり松本さんもあのあたりに憧れている。
二人そろってハードボイルド。
「乾き系」という言葉が、すぐに出たのは稲葉さん
そして、Madridや砂埃のアメリカの大地の雰囲気を総称して、「アリゾナ系」と表現する稲葉さん
あえて、「乾き」を「アリゾナ」という言葉に置き換えるあたり。

「砂の花びら」って、アリゾナ系だったんだ。
じゃあこの曲も再考しよう。


こうしたアリゾナへの憧れが、作品として次に表現されるのは、一年ちょっと後。

○97年1月29日 「マグマ」リリース
ひさしぶりの赤い大地シリーズ「arizona」、(おそらく「愛なき道」も)


この後、しばらく赤い大地に関する稲葉さんの言説は見えず。(私の適当な調査だと)
もしかして憧れが冷めたのかな・・・と思いきや、そうではなかった。

○2001年9月 会報51号
お誕生日企画の、濡れ濡れ写真の横に書いてある言葉。

初めてモニュメントバレーに行った時、思いっきり思ったよ・・・懐かしいって。写真とかで見てたからなのかなあ・・・。正夢とは違うけど。初めて行く場所っていっぱいあるけど、あの時は懐かしいっ思った。胸踊りまくり・・・『スゲーなアメリカ』って。


「懐かしい」キター!
はいいただきました。
初めてモニュメントバレーに行った、つまり92年のあのとき、稲葉さんはアリゾナの赤い大地に「懐かし」さを感じていたというわけね。萌え。

「Mr,Rolling~」のなかで、「真赤な大地の聖なる割れ目のなかから生まれたきっと」って歌ってるしな。
懐かしい・・・帰ってきたよ、母なる大地に!ってことなのか。
母体のように、そこへ回帰するべき場所なのかも。稲葉さんにとって赤い大地って。

○2002年7月 「GREEN」リリース
ジャケットが赤い大地。

リリース時、「二人に戻って再出発」ってことを何度も言っていたけれど、まさに赤い大地からのスタートとなった作品と言えるかもしれない。
何もないところからはじめようとするとき、赤い大地に帰るのかも。
7thで全てを失っていた彼が、赤い大地に行ったように?

ああどんどん歌詞と現実がわからなくなってきた。落ち着かないと。

○2002年11月 会報56号
「Place」の問いに「デス・バレー」
デスバレーには、この年、PVの撮影で行ってる。
デスバレーは赤い大地ではない。でも、砂漠。乾き系。稲葉さんはここも気に入ったんだな。

○2003年2月 「まだ見ぬホテルへ」解説
このなかで、アリゾナ・ネバダへの大地の憧れを語っている
(※追記 本の解説の中で、稲葉さんが語ったことについて詳しくは、「まだ見ぬホテルへ」解説に触れて を参照)

○2004年7月~9月 稲ソロenツアー
ツアーパンフレットの稲葉なおとさんとの対談
ここで、アメリカのドライブ一人旅について語っている
初めて一人旅をしたときのこと。
再びモニュメントバレーについて語っている。これまでに3回行ってると語ってる

○2004年12月 会報64号
野村さんとの対談。
L.A.ツーリングの思い出話。
ヨシュア・トゥリーに向かうも、寒さのあまり大変なことに。徳ちゃん死にかける。

ハッカイさんだけが厚着のため寒さをしのげたらしい。
これって、2003年のアメリカツアーの模様を放映したテレビ番組で、ちょこっと紹介されていたツーリング???
後でビデオ見直すか・・・。


○2005年4月 ワッツイン?
Q 今まで見た中での最高の眺め、その場所
A 初めてみたモニュメントバレー、もしくは2003年の渚園でみた客席のサイリウム

Q 今まで未踏で、今後行ってみたい場所
A 南米あたり

※12月の会報68号で、メキシコに行きたいと言ってるので、おそらくそのへんのことではないかと。


○2005年6月 会報66号
「一人旅のおすすめポイント」に「モニュメントバレー」を挙げる。

○2005年12月 会報68号 プレ2撮影リポート

以下引用

稲「でも、知らない街はいいよね~、行きたいなあ~知らない街。あ、メキシコも行ってみたいな~」
松「いいね~」
ス「でも、松本さんはリゾート地方の事を言ってますよね?」
松「うん。あれ?そうじゃないの?(笑)」
稲「稲葉さんは、カラッカラッの方を・・・どちらかと言うと砂方面の事を言ってますよね」
稲「うん(笑)」
松「なんでわかったの?」
ス「何となくです、なんとなく・・・」


こうしてまとめてみると、稲葉さんは92年にモニュメントバレーに行ってから、コンスタントにアメリカの赤い大地に憧れ続けていることになる。
赤い大地、あるいは砂漠。乾いた世界。
それは、心に秘めておくというタイプの憧れではなくて、作品にもろに反映させていくような、強い強い憧れなんだ。

ここ最近は、稲葉さんは毎年必ずどこかのシーンで、アメリカの大地への憧れを語っている。
(※2006年現在の話です。)
ソロのツアーパンフであれだけ語るってことは、もう相当、強い思いなんだなあ。
またそろそろ、ぶっ飛んだ乾き系の曲を作ってくれるんじゃないかと、ひそかに期待。

2006年3月7日 私的な日記に書いたもの。

………

以上です。

2006年までしかまとめてないから、この作業がまた11年分増えて待ってるわけですか。
自分のためのデータだし、やってもやらなくてもいいし、できるかどうか知らないけど。
そのうちまたやる気が出たら2017年までの分をまとめようかなとは思ってます。
来年またアリゾナに行く予定なので、その時までにできたらいいなと思いつつ。
情報提供お待ちしてます~。

2017年3月29日

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この記事へのコメント

  • 匿名2

    7thにコメントした者です。連日のコメント失礼します。
    「そうだ、これだ。この感覚だ。この人の考察すごいなー。やっぱ稲葉浩志ってとんでもないなー。俺もいろんな経験しないとなー。」なんて思いながら、ニヤニヤしながらnikkaさんの記事を読んでいます。
    語彙力や想像力に乏しい私には上手く表せない、各主人公の様々な感情をこのサイトを通じて近くに感じることができています。

    稲葉さんが初めてアメリカに旅をされた時が、今の私と同じ歳と初めて知りました。
    arizonaや赤い河の歌詞が大好きなものですから、今の心境がその歌詞や7thあたりの主人公に少しだけですけど近いものですから、赤い大地に、ゴツゴツした壮大な所に行ってみようかなと思いました。ましてや英語もロクに話せないので尚更。
    お金や時間の都合もあるので、すぐに、とは行きませんが、近いうちにチャレンジしたいと思います。
    そんな個人的事情もあり、2006以降のまとめを楽しみにお待ちしております。また、ご自身がarizonaに行かれた時のことも宜しければ是非!
    長文失礼しました。
    2017年04月17日 18:17
  • nikka

    こんばんは。
    このデータはやたら時間がかかったものなので目を通していただけただけでも嬉しいです。当時の自分の苦労が報われるようです~。
    稲葉さんがアリゾナに行ったのが26歳の時、その頃自分が何をしていたかなって考えると、やっぱり稲葉さんは思慮深い方なんだなと改めて思います。
    アリゾナ系、渇き系の曲がお好きなんですね。私も大好きです。
    稲葉さんの憧れが込められているせいか、アリゾナ系はどの曲も胸に迫るものがありますね。
    アリゾナ一人旅にチャレンジしたいのですが、私も英会話が苦手なのでまずは英語の勉強かなあと、テキストだけは準備しているのですがなかなか…。
    2006年以降のデータのまとめは私自身も「やる気になってくれないかなー私」と思ってます。
    ある日突然やる気になると、急ピッチでやり始めますので、いましばらくお待ちください(笑)。
    過去のアリゾナ旅行記はそのうち掲載する予定でいます。
    アリゾナに興味のある方の反応がいただけて良かったです~。
    2017年04月17日 21:07
  • 匿名2

    どうも。お久しぶりです。アリゾナ行ってきました笑
    ラスベガスでZEROを聴いていると、砂漠の真ん中ってラスベガスかなー?って思ったりもしてました。ラスベガスって砂漠の中にありますし…たぶん違うと思いますけど。
    2017年10月02日 19:31
  • nikka

    匿名2

    レスが遅れてしまってすみません。
    アリゾナに行かれたとのこと、きっと素晴らしかったでしょうね。
    私はいつもアリゾナのことばかり考えています。
    ZEROの砂漠の真ん中は、たぶんアメリカの砂漠のあたりのことなんだろうと私も思っています。
    作品制作時、アメリカへの憧れが強かったですもんね。
    稲葉さんの真似っこが好きなので、いつかアリゾナをバイクで走ってみたいです。
    2017年10月23日 22:02

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